リップルの原点と進化:ライアン・フッガーの分散型通貨ネットワークの先駆的アイデア
すみません。仕事が忙しく久しぶりの投稿となりました。
今回はXRPについて説明していきます。
XRPはフェイクニュースやFUDなどが広まっているせいで、かなり誤解されている暗号通貨です。
例えば、「XRPはリップル社が製作した」「リップル社の中央集権で危険」などです。
なので、今回はXRPの成り立ちなどを説明をしていきます。
起源とコンセプト
リップル(Ripple)は、カナダのエンジニア、ライアン・フッガーによって構想された先進的な決済プロトコルです。
ライアン・フッガーは2004年に提案したホワイトペーパー『Money as IOUs in Social Trust Networks & A Proposal for a Decentralized Currency Network Protocol』で、個人が発行したIOU(借用証書)を用いて個人間で取引が可能な分散型通貨ネットワークのコンセプトを初めて提示しました。
オリジナルリップルの特徴
1.分散型通貨ネットワークの可能性:
ライアン・フッガーが提案したリップルは、誰もが自らの通貨やクレジットを所有し、支払いを行うことができる分散型通貨ネットワークを構築することを目指しました。
2.IOUの活用:
ユーザーは相互に発行したIOUを取引に使用し支払いを行うことで、独自の通貨やクレジットを利用できました。
進化とリップル社の成立
1. ライアン・フッガーの努力:
ライアン・フッガーは長年にわたり、この独自で綿密に考え抜かれた分散型通貨ネットワークを一人で非営利の形で開発・運営していました。
2.時期の課題:
しかしながら、当初のシステムとコンセプトが広く受け入れられるには時期尚早であったため、十分な普及はされませんでした。
現在のリップル
1. リップル社の発展:
このアイデアを基にリップル社が設立されしました。
2.国際送金の効率化:
現在では、主に金融機関向けに提供され国際送金の効率化やコスト削減に注力しています。
【まとめ】
・XRPはライアン・フッガーにより誕生した。
・コンセプトは、分散型通貨ネットワーク。
・分散型通貨ネットワークというコンセプトを基にリップル社が設立。
・リップル社は金融業界において新たな技術の導入や効率向上を目指している。
ようは、ライアン・フッガーが一人で分散型通貨ネットワークの運営などしていたが、普及しなかったところ、コンセプトに共感した者がリップル社を設立。
リップル社は、分散型通貨ネットワークの普及に努めた・努めているという事です。
ライアン・フッガー:XRPを作り出した。
リップル社:XRPの性能を生かせるようなネットワーク構築をし、ネットワークの普及に努めている会社。
※今回はgtgoxさんの「Ripple総合まとめ」を、文系の自分なりに言葉を考えて簡単にまとめたモノです。
なので、gtgoxさんの「Ripple総合まとめ」に至らない部分があるかと思います。
もっと詳しく知りたい方はgtgoxさんの「Ripple総合まとめ」を読む事を、強くオススメします。
Amazonには「Ripple総合まとめ」の書籍版もあり、とても参考になるので、そちらを手に取るのも良いかと思います。
本当にすごい人で尊敬しているので、思わず宣伝のようになってしまいました。
が、もしgtgoxさん・「Ripple総合まとめ」の存在を知らなかったら、自分はXRP・暗号通貨に興味すら持たなかったと思います。
そんな自分が、このようなブログを書くまでに至っているのは、強い衝撃を受けたからです。
暗号通貨をはじめて6年ですが、gtgoxさん達のような方々と比べると、自分は知識量などまだまだな部分もあると痛感します。
ですが、自分のブログが、みなさんにとって暗号通貨の事をより知るきっかけとなれたら良いなと思いますので、今後とも書いていこうと思います。
よろしくお願いします。